今回はSAPIXに通塾している娘の具体的な家庭学習スケジュールをご紹介します。特に算数は娘の苦手教科でもあるため『基本的な内容を中心に反復する』ことを意識しています。
SAPIX5年生スケジュール
SAPIX5年生の通塾スケジュールは全校舎ともに月・水・金になります。
4年生の時のより通塾日が1日増え、内容もより本格的なものになりますが平日の家庭学習日は1日減ってしまいます。まずは1週間のスケジュールをしっかり組むことが大切です。
SAPIX5年生のテキスト
算数 | 国語 | 理科 | 社会 |
DCテスト 基礎力定着テスト 基礎力トレーニング デイリーサポート デイリーサピックス <副教材> ベイシック基本60題 | DCテスト 国語Aテキスト 国語Bテキスト 言葉ナビ | DCテスト コアプラス テキスト | DCテスト コアプラス テキスト <副教材> 白地図トレーニング帳 年表トレーニン帳 |
基本的には上記のテキスト中心になりますが、コースによって家庭学習する場所が異なります。特に算数は指定される場所がコースによって差が出るため先生の指示に従って進めていきます。
我が家の家庭学習スケジュール
娘の場合、※現在月曜日(理社)、水曜日(算数)、金曜日(国語)となっています。
※マンスリーテストや組み分けテストでクラスが変動するためこの際に教科の曜日も変更になる場合が多々あります。
1教科基本的に2~3回に分けて家庭学習を行います。(S50位の子には結構ハードです…)
ポイントは1回目の家庭学習をその教科の授業翌日にすることです。それにより子供の記憶が残っているうちに授業でどこまで理解できたか、先生からの家庭学習の指示を確認していきます。
各教科の家庭学習スケジュールの組み方【算数編】
中学受験で最も重要となる算数。そして偏差値によって家庭学習のやり方が大きく変わります。我が家は兄(算数SAPIX偏差値60以上)妹(算数SAPIX40~50台)のどちらの様子も見ている経験から今回はS50台の取り組みについて中心に考えていきます。
とにかく何とか1週目を行います。娘は算数苦手なので私も一緒に解き方を確認しながらやっていきます。ここは本当に大変な作業でかなり手を焼きます。
ちなみにやるべき範囲の箇所は、私(親)が事前に解法を確認しておきます。とにかく時間がないので娘の家庭学習の時間はスムーズにするために親の事前準備は必要です。SAPIXの授業動画でもよいですが、Webサービスの「コベツバ」は問題ごとに動画が分かれているので見やすく時短になるので利用しています。
ここで以前ご紹介した4アイテムの出番です!出来る問題と出来ない問題をしっかりふるいにかけておきます。こうすることで出来ない問題のみに焦点をしぼった学習ができ効率があがります。
ここで最終確認となるデイリーサピックスの冊子に取り組みます。
算数に苦手なS50位の子にはすべて解くのはやや負担があります。そのため、デイリーサポートで間違えた問題、まだ取り組んでいないタイプの問題を中心に解いていきます。☆1レベルで完全に理解できている問題はとばし、逆に☆3レベルの問題は手をつけません。
S50位の子は特に☆2レベルの問題をいかに出来るようになるかがポイントであり、その成果が今後の伸びにも関わってくると思います。
さらにもう1つポイントがあります。このデイリーサポートはその週で配られたものではなく、2週間前のものを使います。というのもデイリーサピックスの問題はほとんどがデイリーサポートの数値替えです。そのため単なる解法暗記にならないよう少し時間をあけることで定着を図ります。
こうすることで、1つの単元に対して
1週目:デイリーサポート確認問題
2週目:デイリーサポート復習と演習
3週目:デイリーサピックス
と3週に渡り確認することになり、出来る問題も増えていきます。
最後のデイリーサピックスでも出来なかった問題に付箋をつけてストックしておきます。
マンスリーテスト前にはこの冊子を復習教材として使用していきます。ここで☆2まで完全に理解できていれば平均は取れるはずです。
算数が苦手な娘への具体的な家庭学習サポート方法についてはこちらもご覧ください。
家庭学習のスケジュールは一度基本を決めてしまえばあとはやるだけ!やりきれないものは必要以上に固執せず、次に進んでいくことにしています。
家庭学習につまずいたら・・・
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全教科は長くなってしまうので今回は算数まで、次回他の教科も記載していきます。